こんにちは。KATOです。
以前の記事で紹介した雲台、ジッツオG2180。私の機材の中で今でも現役で活躍するお気に入りの雲台なのだが、やはりパン棒のネジがどうしても使いづらい。これはなんとか出来ないものかと対策を考えてみることにする。
雲台のパン棒というやつは操作しやすいように三脚の高さに合わせて位置を細かく調整する。低ければ上に向け、高ければ下に向ける。まあそうすれば使いやすいというシンプルな理由なのだが、パン棒には上にカチ上げると撮ってる姿がカッコよくなるという効果がある。
昔、先輩カメラマンに、三脚がどんなに高くても常にパン棒を上にカチ上げて撮るという人がいた。当時の私にはその姿がカッコよく見えたのだが今思えばそれは黒歴史。当然その姿を真似て、いかに三脚が高くなろうとも常にパン棒をカチ上げていた。全然手が届かない。無知とは恐ろしい。
話が逸れたが、雲台のパン棒のネジというのは、取っ手が付いていて調整をする際、素早く緩めたり出来るのが大体普通なのだが、このG2180というやつに限っては微調整が必要になる肝心なこの部分が、コインドライバーで緩めるというなんともユニークでユーザーにとっても優しい仕様になっているのだ。
これが問題のコインネジ。憎っくきコインネジである。
実際の動作で言うとこうなる。
普通の三脚は、三脚を下げる→パン棒を緩める→位置を調整→パン棒を締める。
G2180だと、三脚を下げる→10円玉を用意する→パン棒を緩める→位置を調整→10円玉を用意する→パン棒を締める→10円玉をしまう。
となる。なんだろうこの10円玉は。10円玉で買える温もり、熱い缶コーヒー握りしめ、恋の結末もわからないのか?いやそれは100円玉だ。
これ使う人面倒くさいんじゃあないのか?とかメーカーは考えなかったのだろうか?せっかくの良い雲台なのに。
因みにジッツオのパン棒は私が知る限り総じて皆コインネジだった。いやはや。
これはなんとかしたい。対策としては別の雲台から同じ径のネジを流用したいのだが、そうそうシンデレラフィットなネジがあるとも思えない。ジッツオのホームページからパーツリストを確認してみたがネジの仕様までは載っていない。そうなると現物に直接付けて確認するしかないのか。そうだ、ヨ◯バシへ行こう!
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