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思いついたこといろいろ

ビーエー液剤でアデニウムの脇芽を増やす

 

 更新が遅れたせいで内容がすっかり過去のものとなってしまったが、備忘録として投稿することにした。この記事内のアデニウムはすでに手元にはなく、今はモノホンのソコトラナムが二鉢とかなり贅沢なことになっているのである。あっぱれ。

 

f:id:hjryf6fc:20210429005632j:plain 冬のホームセンターで捨てるように売られていたアデニウムの苗を育ててはや3年目になる。実際に所有したことはないが当時盆栽に興味を持ちはじめた時期だったこともあり、せっかくだしこのアデニウムも素敵に仕立てたいなと今日まであれやこれや手をかけているのだが、育ち具合がお店に並んでいるものの足元にも及ばない。やはりプロは伊達じゃないと痛感する日々である。

 日本じゃせいぜい夏ぐらいしか成長しない貴重なアデニウムを、毎年剪定しながら仕立てようなんざお門違いもいいところなのだが、あえてそこに挑戦してみるのも悪くない。なんせ人生は長いのだ。

 


 初心者の私が偉そうに語るのは恐縮だが、植物の育成において根の仕立てとはそこまで難しいものじゃない。一方で枝の仕立てにはそれなりの技術もさることながら個体のポテンシャルが非常に重要になってくる。要するに植物の目利きができないと、買ってきても上手く育てられないのだ。特にアデニウムは枝数が増えづらい。

 「え?枝いっぱいのマンドレイクみたいなのがアデニウムなんじゃないの?」なんて思ったそこのあなた。それらはもれなく改造されたヤツだ。

 タイ産のアデニウムは殆どが奇形よろしく枝数いっぱいに品種改良されている。あの手の改良品種には何かこう、ケレン味を感じずにはいられない。やはり何事もほどほどがいい。

 ちなみにマンドレイクは枝ボーボーにはならない。

 


 私が買ったこのアデニウムは元々枝数が多かったので、黙って剪定だけしていれば立派に育つと思っていたのだが、物事そう簡単にはいかないもので、年に一度剪定できるかどうかのアデニウムでは計算しながら仕立てていかないと頂芽優勢という植物の性質上、上の枝ばかりが元気に育ってしまう。当然初心者の私が育てているので、上ばかりが立派に伸び、伸びてくれないと困る下の枝に限ってチョロっと出たまま3年目を迎えようとしている。下の枝は成長が止まり、まるで動く気配がない。潰れてダメになる前になんとかしなくては。

 


 そんなわけで脇芽促進にとビーエー液剤なるものを買ってみた。

 

 

f:id:hjryf6fc:20210429005719j:plain ビーエー液剤とは種無しぶどうを作るときなんかに使う成長ホルモンで、要するにドーピング剤だ。これを使えばあら不思議、脇芽が増えて作物がたくさん収穫できると、まあ、そういうことらしい。他にいい案も思いつかないのでとりあえずこれをアデニウムに使ってみる。

 どこかのブログで実際にアデニウムにこれを使っている人がいたが、個体の性質や肥培の具合などでも脇芽の出方は変わってくるのでイマイチ参考にならず、実際に使って確かめようと買ってきたわけである。

 


 使い方はケースバイケースで説明が難しい。本来は成長期や剪定後に希釈して木全体に散布するらしいのだが、枝だらけになっても困るしその後の成長に影響が出かねないので、今回は希釈して脇芽が欲しい位置に塗る方法でいくことにする。

 

 

f:id:hjryf6fc:20210429010056j:plain 早速剪定して塗る。これで本当に脇芽がでるのだろうか。やり方が間違っている気がしないでもない。

 


 この手の薬品は成長ホルモンを使っている関係上、容量を間違えると植物が奇形になったりと扱いが難しいらしい。中々にキケンな代物だけに慎重に希釈せならねばいけない。が、深夜、私は仕事で疲れていたこともありボーっとしていた。本来100倍希釈のところを間違えて10倍希釈で作っており、気づいた時にはすでにアデニウムに塗られていた。時すでに遅し。上手く芽が出る可能性が、可能性という名の芽が、芽という名の希望が摘まれてしまうのか…

 


 そしてビーエー液剤を塗ってから半年、脇芽作戦は見事失敗に終わった。

 塗った部分には新芽の出来損ないが途中で力尽きてそのままになっている。やはり株自体のコンディションが芳しくなく、また剪定前の肥培が十分でなかったのが原因かと思われる。この記事の内容が去年なのだが、去年は梅雨が長く、他の植物達も皆総じて成長がよろしくなかったのでそれも原因かと。

 やはり盆栽をやるなら日本の気候にあった植物が良いのかもしれない。今後も色々と模索してみようと思う。

 

 

 

 

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